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やわらぎ先生の個人的NEWS

「相原バラ園」へ行ってきました。
天気も良く、たくさんの花がキレイに咲いていました。

 

 

 

 

 

 

2023年05月22日

「ロコモ」って何?

「ロコモ」とは『ロコモティブシンドローム(運動器症候群)』の略称で、平成19年に日本整形外科学会が提唱。

筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器に障害が起き、歩行や日常生活に何らかの障害をきたしている状態で、進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
要支援・要介護になる最大の要因です。
高齢者だけの問題ではなく、40代から兆候がみられる人もいます。

ロコモの原因は大きく分けて2つ
1)運動器自体の疾患
加齢に伴う、様々な運動器疾患。
変形性関節症、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症などの疾患で、筋力、バランス能力、移動能力が低下。
2)加齢による運動器機能不全。
加齢により、筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下、バランス能力の低下。

また家に閉じこもりがちで、運動不足になると、さらに運動機能が低下し、転倒しやすくなります。 

こんな症状ありませんか?
    7つのチェックポイント
 □ 片脚立ちで靴下がはけない
 □ 家の中でつまずいたり、滑ったりする
 □ 階段を上がるのに手すりが必要
 □ 家事のやや重い仕事が困難(掃除機の使用、布団の上げ下ろし)
 □ 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難(1リットルの牛乳パック2個程度)
 □ 15分位続けて歩くことができない
 □ 横断歩道を青信号で渡りきれない

◎毎日の運動習慣と栄養習慣
いつまでも自分の足で歩き続けるための運動生活と食生活を考えましょう。

2つの基本運動
1)バランス能力をつける「方脚立ち」
左右1分間ずつ一日3回。
姿勢をまっすぐに、壁や机に手をついて支えながら。

2)下肢筋力をつける「スクワット」
肩幅より少し広めに足を広げて立ち、つま先は30度くらい開く。
膝がつま先より前に出ないように、膝が足の人さし指の方向に向くように注意して、お尻を後ろに引くようにして、体をしずめる。
※スクワットができない人、足元が心配な人はイスに座り、机に手をついて立ち上がる動作をくり返す。

骨や筋肉を作るための食生活
筋力アップに必要なたんぱく質(アミノ酸)、たんぱく質の合成を促進するビタミンD・ビタミンB6・ビタミンK、骨を丈夫にするカルシウムを一緒に取ると効果的。
そして、食事は良く噛んで楽しく食べましょう。

2023年05月19日

“適度な”運動ってどのくらい?

運動した方がいいのはわかっているけれど、運動は苦手、関節が痛い、何をしていいか解らないと思っている方は多いでしょう。

Q:運動をする目的は?
目的によって、選ぶ運動も変わってきます。

1度は富士山に登ってみたいと思う人は、筋力をつけるトレーニングが必要です。

日常生活の動作を楽に過ごしたいと思う人は、椅子に座って足を上げ下げする運動をくり返すだけでも効果はあります。

いつまでも若々しく見られたい!と思う人は腹筋を鍛えて背筋がスッと伸びた姿勢を維持することも運動のうちです。

◎自分に合わせて適度に
足腰の筋肉も使わなければ衰え、筋力が低下し、動くことがおっくうになってきます。
逆に運動した方が良いからと、筋肉に強い負荷を与えすぎると、筋肉や関節が炎症を起こし、痛みが出て続けられなくなるので、「適度に」が大切なのです。 

◆運動で健康効果の貯金を!
運動には、快眠、心・肺機能の向上、筋力や骨を強化、転倒の予防、加齢による心身機能低下の抑制などの効果があります。
運動を続けることで効果を貯金のように貯めることができますが、やめたとたん徐々に減ってしまいます。

運動は、何歳でもどんな状態でも無理なく続けることが大切です。

2023年05月15日

爪が教えてくれること

爪はケラチンというタンパク質でできていて毎日0.1~0.15mmずつ伸びています。
栄養状態や、血流や代謝の状態などが爪に現われてきます。

◆爪の色でチェック!
□ 白っぽい爪・・・爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)、貧血、マニキュアの刺激、肝臓の病気など。
□ 緑色の爪・・・緑膿菌などの細菌感染。
□ 黄色の爪・・・水虫、カンジダ、肺や気管支の病気、甲状腺疾患など。

◆爪の状態でチェック!
□ 2枚爪・・・乾燥や外部からの衝撃が原因。水仕事が多い、マニキュアの除光液をよく使う、冷え性など。
□ さじ状爪・・・爪がスプーンのように反り返る。貧血。
□ 縦線がある・・・加齢による老化現象。過度のストレス、睡眠不足、過労でも起こる。
□ 巻き爪・・・爪にいつも圧力がかかっていることで起こる。靴に圧迫され親指の爪などによく見られる。ひどくなると皮膚に食い込んで痛みをともなったり、細菌感染して悪化する場合がある。

※上記のチェックポイントは目安です。
心配な方は専門医に相談することをお勧めします。
健康な時の爪の状態を覚えておくと良いですね。

2023年05月08日
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