やわらぎNEWS

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知っておきたい「聴覚過敏」

「聴覚過敏」とは感覚過敏のひとつで、たいていの人にとって
普通に感じられる程度の周囲の音が、異常に大きく感じたり、
苦痛を伴って感じられることがあります。耳の奥が痛くなったり
頭痛やめまいなどを伴うこともあります。

症状の例
・掃除機やエアドライヤーなどの家電の音が、耳に突き刺さるように感じる。
・繁華街や駅での騒音すべてを、等しく拾ってしまい疲れる。
・赤ちゃんや子どもの泣き声がつんざくように響く。
・喫茶店や人混みのざわざわする音と、目の前の人の声が同じ大きさで聞こえて、会話
集中できない。
・蛍光灯のノイズ音がとても気になり耐えられない。

聴覚過敏の原因は、おおまかに3つに分類
耳の機能に関するもの、脳の機能に関するもの、ストレスなどの心因性(または原因不明)。

聴覚過敏のある大人が、日常生活や仕事でできる対策は?
◇ストレスや疲労を溜めていないか生活環境を見直し、睡眠や休養を十分にとり生活リズムを
整えましょう。

◇耳全体を覆うタイプの防音保護具であるイヤーマフ、耳栓などの活用も有効。

◇周囲の人に理解とサポートを求める。
サポートを求めるときは、耳栓などの使用許可について会社と相談する。
音が少ない席にしてもらう。
音への刺激が強く辛いときは静かな場所の確保などの環境調整をするなど、具体的にやって
欲しいことを、伝えてみましょう。
2025年03月18日

耳と脳と心拍数

無意識に左右の耳を使い分けている
人は無意識に左右の耳を使い分けているって知っていましたか?
人は右耳から入った情報を左脳で処理し、左耳から入った情報を右脳で処理しています。
右脳は、感情や創造などを制御するために使われています。
左脳は、計算や言語などの処理をするのに使われています。

相手に何かをささやく際には左耳へささやくことで、より一層相手の感情を刺激して心を
揺さぶることができます。
反対に仕事の話や勉強の話などをする場合には、右耳で聞いた方が頭の中で、処理しやすく
なるそうです。

音楽によって心拍数が変化する
耳から入ってきた音楽のテンポによって心拍数が変化すると言われています。
音楽聞いている音楽のテンポが早ければ、心拍数も上がってテンションも
高くなる傾向があります。逆にテンポが遅ければ、心拍数も下がって
気持ちが落ち着くそうです。
朝起きた瞬間に音楽を聴くと、いつもよりテンポが早く感じたことは
ありませんか?
それは朝起きた瞬間には心拍数が下がっているため、音楽のテンポの
速さに心拍数が追いつかず、早く聞こえるそうです。
この仕組みを使って、朝は早いテンポの曲を聴いて活動を始め、夜はゆっくりの曲を聴いて
休むようにしてみましょう。
2025年03月10日

“白湯”で朝のスイッチオン!


「白湯(さゆ)」はお水を沸かしたお湯を
適温まで冷ました飲み物のことで、起き
抜けや食事前に飲むことを習慣にする人が
増えています。起きぬけの1杯の白湯は
水よりも体温に近いので胃腸への刺激が
少なく、スムーズに吸収されます。

睡眠から目覚める前に、コルチゾールという覚醒準備をするホルモンが分泌されます。
低体温の人の場合うまく切り替えがいかないため、朝起きたときに白湯を飲むのが効果的と
いわれています。 白湯を飲むことは、体内を活性化してくれるスイッチの役目のような
ものです。
また、就寝中の体は体温を調節するため、コップ1杯分もの汗をかいています。
失われた水分を補うためにも、目覚めたあとの水分補給は大切です。

朝の白湯
朝は胃腸が冷えているので、白湯を飲むことで内臓が温まると消化力も高まります。
一口ずつ10~20分ぐらいかけて飲むのが理想的です。朝食の約30分前位までに白湯を
飲むと、胃腸の消化機能も活発になり、食べたものの栄養素をきちんと消化できるように
なります。

食後に飲む白湯
食後、胃が落ち着いた状態で白湯を飲むと消化の働きを促してくれるので、最低でも30分
経ってから飲むようにしましょう。
白湯に限らず、食後すぐに水分を摂ると消化器官の機能低下を招きますので注意。

◎夜寝る前にも白湯
就寝前の白湯もリラックス効果があるので効果的です。50℃くらいの温度でゆっくりと
時間をかけて飲むと、体も温まり寝つきもよくなります。
2025年03月06日

会話を弾ませる「あまくさ」の法則

会話

人と人の関係性は、会話を通して深まっていくものです。
会話の中で相手の考えを理解し、逆に自分の考えを
受け入れてくれたと感じれば親しみが増していきます。

相手の話をしっかりと聞くことは、相手と仲よくなるための
王道といえるでしょう。
そのための4つのポイント「あまくさの法則」を
ご紹介します。

「あまくさ」の法則
1:あいづち 
2:まとめ
3:クエスチョン 
4:賛美

相手に気持ちよく話してもらい、聞き上手になるために、4つの項目が重要です。

会話を弾ませる4つのポイント
【1】あいづち
会話の途中に適度に挟むことが大事。
相手が気持ちよく話のリズムに乗ることができるので、会話はどんどんと進んでいきます。

ただし注意すべき点は、必要以上にあいづちを打たないようにすること。
多用しすぎると、相手は話に飽きていると感じます。

【2】まとめ
相手が言ったことを総括していうと、次の会話につながりやすいです。
たとえば、お腹がいっぱいという相手に「そんなに食べちゃったんだ?」と言えば、相手は
なぜ食べたかを話しやすくなる。
『まとめ』とは、相手の発言を受けて次の話題へとつなげる役目を果たします。

【3】クエスチョン
質問を相手に投げかければ、相手も考えどんどん会話が膨らんでいきます。
そのためには相手の話をよく聞いて、質問力を高めることも大切です。
質問を投げかけるクエスチョンは、さらに話題を広げたり、深めたりするために重要です。

【4】賛美
褒められて悪い気を起こす人はいないもの。
「やっぱり違うね」「できるね」「すごいね」「さすがだね」など褒め言葉で
相手は気持ちがよくなり、「この人といると楽しいな」と感じてもらえるようになるはず。

☆自分のことも打ち明ける
話す側の立場になったときは、自分の弱みを打ち明けることで親しみを感じてもらうのも
効果的でしょう。

会話上手は聞き上手
年度の切り替えは、初対面の方が増える時です。仲よくなりたいと考えていてもなかなか実行に
移しづらいものです。


会話のちょっとした心理学テクニックを使えばきっと
仲よくなれるはず!
4つのポイント「あまくさの法則」を使って良好な関係を
つくって行きましょう。

2025年03月03日
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