夏野菜なのに、なぜ冬瓜?
◇夏野菜?冬野菜?冬の瓜と書く「冬瓜(とうがん)」の最盛期は7~8月の夏野菜。冬瓜の皮は、丈夫できめが細かく水分を失いにくいため、収穫してから常温で2、3ヶ月は品質を落とさず保存できる非常に珍しい野菜で“冬までもつ瓜”だから、冬瓜と名付けられたそうです。
◇暑い夏にピッタリの野菜
90%以上が水分でビタミンC、E、K、他にもミネラルが豊富に含まれています。水分が多いので尿量が増え、利尿効果も期待できます。むくみをとったり、熱を下げる効果があるので、暑い夏にピッタリの野菜です。生の絞り汁は、暑気当たり、発熱やのどの渇き、食あたりに効果があります。多く含まれるビタミンCは、日焼けした肌の回復や夏風邪などの感染症にも有効です。
◇夕顔との違いは?
よく似た植物に「夕顔」がありますが、こちらは「かんぴょう」の原料となります。夕顔を薄く削って乾燥させ作ります。国内でも、冬瓜を食べる地域、夕顔を食べる地域が分かれています。
どちらも、味がほとんどないので、味を含ませる煮物やスープなどの料理に使われることが多く、透明に近い果肉は夏の涼しげな季節感を出す一品として重宝されています。ガラスの器に盛り付けると、食卓に涼しさが加わります。