安全に夏を楽しもう!
夏は外でのレジャーが増え、それに伴ってケガや事故も増えています。特にお子さん連れの場合は、あらかじめ危険を理解しておいて、安全に楽しく夏の思い出を作りましょう。
夏といえば 海水浴
海水浴は家族みんなで楽しめる、夏定番の遊び。夏休みは必ず海に行くという方も多いでしょう。砂浜で肌を焼く、海で泳ぐ、砂で山をつくったり、ビーチバレーをしたり。楽しみ方はそれぞれです。
おしゃれな海の家も登場していますので、泳ぎが苦手という方も海水浴場ならではの楽しみ方ができます。
【気をつけたいこと】
子どもだけで海に入らせないように。岩が多い場所でのケガ。急激な日焼け。
涼しさを求めて 川遊び
泳いで楽しむのはもちろんのこと、河原で涼んだり、釣りをしたり、木陰でバーベキューを楽しんだりできます。
【気をつけたいこと】
天候によって川の流れが早くなったり増水の危険。警報やサイレンを聞き逃さない。急流の場所をあらかじめ見ておく。
夏の風物詩 花火
手軽に購入できる花火には、手持ち、回転タイプ、打ち上げ、ロケットタイプ、火の粉がでるタイプ、爆発音がするタイプなど、さまざまな種類があり、子どもから大人まで楽しむことができます。
花火は夜間、暗い場所で行ないますので、注意していても事故が起きやすい遊びなのです。
【気をつけたいこと】
打ち上げ花火が風で倒れたり、ロケット花火の飛ぶ方向が変わるので、風のある日は特に注意。残り火で火事を出さないように消火用のバケツを準備する。体に燃え移らないようにロウソクや着火剤を使い、浴衣や長いスカートに火が触れるのを防ぐ。
大自然を味わう キャンプ & バーベキュー
最近では、キャンプ場に火が準備されていて、調理器具もそろっている快適な場所もありますが、やはり自分で火をおこして、不便さを味わうのがキャンプでの貴重な体験です。
火には人をひきつける魅力があり、特に子どもは火のそばに近寄る傾向があります。火を扱うことも経験なので、大人が見守り、安全に配慮しましょう。
【気をつけたいこと】
「着火剤」は揮発性・燃焼性が高いため、継ぎ足し中に炎が大きくなることがあるので注意。
「カセットコンロ」カセットボンベは、過剰に加熱されると爆発につながるので、暑すぎる場所で利用したり、火のそばで使ったりするのも避けること。
2つ以上のコンロを連結して大きな鍋や鉄板を乗せないように。