ブルーライトは危険!?

人の目に見える光=可視光線の波長は、380~780nm(ナノメートル)の範囲と言われ、色は紫・青・緑・黄・橙・赤の順で、青紫色から赤褐色までが、人の目で認識できる光の範囲です。

380nm以下の波長を持つ電磁波を紫外線、780nm以上を赤外線と呼びます。
紫外線は誰もがご存知の通り、日焼けをもたらす人体に悪い影響を及ぼす光。
リモコンやデータ通信で利用される「赤外線通信」は文字通り赤外線を使い、赤外線ヒーターなど、身近な分野で利用されています。

ブルーライトとは?
可視光線の中の波長が380~500nmの青色光をブルーライトと呼び、可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持ち、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。
紫外線にもっとも近い強いエネルギーを持つ光で、人体にさまざまな影響を及ぼしていると言われています。

青色光は太陽光、蛍光灯にもありますが、LEDは、青い光がより強い性質を持っているためLEDを使ったテレビ・パソコン・スマホを長時間見ることでの影響が問題視されています。

どんな影響があるの?
☆眼の疲れや痛み
ブルーライトは他の光よりもエネルギーが強いため、目の筋肉が酷使され、眼の疲れや肩・首の凝りなどに影響しています。

☆体内時計が狂う
毎朝、目が覚めて太陽の光や部屋の明かりに含まれるブルーライトを浴びることは、体内時計をリセットし、脳と体を活動状態に向けて活性化させる上でとても大切なことです。
しかし、夜遅くまでテレビやスマホをみてブルーライトを浴びていることは、 脳や体が活動状態のままでリラックスする時間が少なくなり、体内時計や自律神経が乱れて睡眠障害などが出てしまいます。

睡眠障害


対策方法
◇ディスプレイそのものの明るさを下げて光の影響を少なくする
◇ブルーライト対策眼鏡を使用する
◇ブルーライト対策の液晶フィルムを貼る
◇長時間見続けない
◇就寝の前はできるだけ控える
◇1時間使ったら15分ほど休む
◇適度に体操などで体を動かして血流をよくし、疲れをためないようにする

ブルーライトカット
2024年07月19日