季節の変わり目に~温めて健康&美容~

温めて優しくいたわる
ホットタオルをゆっくり当てて休むことは、血行を良くすると同時に、心を落ち着かせる作用もあり、体と心の両方に良い効果があります。
※下記のホットタオルの注意点とポイントを必ずお読みください。

ホットタオルの作り方
ホットタオルは、簡単で手軽にできる温熱療法です。
タオルを硬めに絞り、レンジで温めます。
使うタオルの大きさで温める時間が変わりますので、初めての時は温度を確認しながら、数分ずつ温めてください。(ラップにくるまなくても良い)

ホットタオル


〔ホットタオルを体に使う〕
◇頭痛・風邪・発熱・歯痛などの時、後頭部に当てる
1)首のつけねのへこみの辺りから首にかけて、ホットタオルを当ててじんわり温めます。
2)4~5分してタオルが冷めたら、また温めて当て、様子を見ながら3~5回繰り返します。子供の場合は6時間おき、大人は8時間おきに行います。

◇関節の痛み・肩こり・腰痛・目の疲れなどの時、患部に当てる
1)痛みのある場所や気になる箇所に直接ホットタオルを当てます。
2)4~5分してタオルが冷めたら、また温めて当て、様子を見ながら3~5回繰り返します。

ひざ痛


〔ホットタオルを顔に使う〕
1)クレンジング、洗顔をすませる。
2)ホットタオルを、鼻だけを残しグルッと顔を覆うようにのせる。
3)タオルが冷えきる前に終了。
タオルをとった後は、顔に水分が残らないように、乾いたタオルで拭き取り、すぐに化粧水などでスキンケア。

☆ホットタオル美容パック☆
1)ホットタオルを二枚用意しておく。
2)クレンジング、洗顔をすませる。
3)保湿クリーム、美容クリームなど、普段使っている栄養クリームを顔にのばす。
4)ホットタオルで鼻を残して顔全体を覆う。
5)冷えきる前にタオルをとって、もう一枚のホットタオルでクリームを拭き取る。
6)そのまま化粧水などでスキンケア。
クリームは肌の奥に浸透しにくいので、ホットタオルで温めながら密閉することで、しっかりとお肌に有効成分が入りこみます。タオルの上からラップで覆うと、さらに効果的です。

ホットタオル

 ・レンジで温める際の火傷と使用中の低温火傷に充分注意する。
 ・顔を覆うホットタオルの温度は、腕の内側で確かめるとよい。
 ・タオルが冷えてしまうと身体全体が冷えるので、冷える前に身体から取ること。
 ・ホットタオルをとった後は、水分を拭き取ってからお手入れをする。
 ・目のホットタオルは、目の筋肉を緩めるので、直後に目を酷使することは避ける。

2024年03月21日