「晴れ舞台」「晴れ着」ハレの日?

ハレの日とは?
「ハレの日」とは、冠婚葬祭や年中行事などが行われる『特別な日』のこと。
ハレの日としてもっとも大きな節目となるお正月とお盆をはじめ、年中行事はいずれも神様を迎え、災難を払い、豊作を祈るための日でした。

その日は普段着とは違う“晴れ着”を身につけ、おせち料理などの特別な料理を作り、神様へのお供えを家族やご近所の人たちと感謝しながら分ちあい、味わうことは、気力を補い、回復させるという大切な意味があったそうです。

昔の「ハレの日」のご馳走は、尾頭付きの魚や酒、お餅などでしたが、今では特別なものではなくなっています。

これに対し、普段の生活の日は「ケの日」と言います。

成人の日
1948年に「1月15日は、おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として法律で定められました。

成人式


◆なぜ1月15日?
旧暦では毎月十五日はほぼ満月で、特に一月十五日は、その年の初めての満月を祝う「小正月」の日で、男子の元服の儀が1月15日に行なわれていたことから。

現在は、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき1月の第2月曜日に改正されています。
また、地域によっては成人式を夏に行ったり、お正月に行うところもあり、祝日としての意味を忘れがちですが、成人を祝う気持ちは忘れたくないですね。

2024年01月15日