百薬の長“日本酒”
米こうじに含まれる「コウジ酸」という成分が細胞の老化を防ぎ、肌を活性化させる物質として注目されています。
シミやほくろの原因になる、メラニン色素の生成を抑える働きもあるので、美白効果が期待できます。
日本酒は、飲んだ後の体温の上昇が他のアルコール飲料より2度ほど高いのが特徴で、さらにその体温を保つ効果があると言われています。
日本酒や酒粕には100種類以上の有効成分が含まれています。
これらの成分は血管を詰まりにくくし、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などを予防するほか、アミノ酸が胃を丈夫にし、食欲を増進させる効果もあります。
また日本酒はお酒の中でも胃に優しく、胃潰瘍を防ぐと言われています。
ただし、飲み過ぎは禁物!
残った日本酒で美味しさアップ!
◆スーパーやコンビニのお総菜に日本酒を少し振りかけてからレンジで加熱。
◆硬くなったチーズの表面に日本酒をひとはけ塗って2~3分置くと、アルコール成分がチーズの脂肪分を溶かしてほどよい柔らかさに。
◆焼きそばの麺をほぐすとき、水の代わりに日本酒を使って。
◆インスタントラーメンを作るとき、火を止める寸前におちょこ1杯分の日本酒を入れる。