疲れは目だけじゃない!~ドライアイ~
首の付け根を押すと、筋肉がガチガチに硬く、痛みがあり、そこで初めて「自分も肩こり!?」と、気づく人もいます。
こうした、自覚症状の無い肩こりの人でも、目には、はっきりとした不快感を感じているケースがあります。
目の症状がひどくなってから、なんとなく首から肩にかけて張りを感じ始める。
こうした目の乾きや不快感は「ドライアイ」である可能性があり、パソコンなどを使用して働く人々の30%が「ドライアイ」に!
肩こり・ドライアイ共通の対策法
肩こり・ドライアイから早く解放されて、スッキリと毎日を過ごしたいですね。
■目は休ませ、首は動かす
パソコンや読書、注意深く車を運転する時など、目を酷使している時は、じっと同じ姿勢を保ち、無意識に肩に力が入っている場合が多く見受けられます。
一時間に10分程度の休息を取り、目を休ませる時間を作るように心がけましょう。
まばたきの回数を減らさないためにも、目を休ませ、腕や首スジのストレッチなどをして筋肉に刺激を入れましょう。
*目を閉じて軽いストレッチ
首の横を伸ばす
1.正面を向き首を右に傾け、キープ
2.左側も同様に
※首を倒すとき反対側の肩が上がらないように!
首の前後を伸ばす
1.正面を向き首をゆっくり前に倒し、キープ
2.気持ちよく伸びたと感じたらゆっくり戻す
※あごを胸に押しつける感覚で
3.後ろも同様に
肩を回す
両手の指先を肩につけ、肘を前に10回、後ろに10回それぞれ回します。
■目と肩こりに優しいディスプレイの位置
やや上向きの目線になると、目の表面が露出され乾きやすい面積が増えるため、まぶたが目を覆うような、やや下向き目線が目にはやさしいです。
首への負担を避けるように、アゴを突き出さない姿勢を保つ際、その目線の先にディスプレイがあれば、目線もやや下向きに保つことができます。
■心身のリラックスを心がける
1日の終わりには、心の緊張感は解放できることが望ましいです。眠る前に、仰向けで横になり、目を閉じて体の力を抜き、ゆっくりと腹式呼吸を繰り返しましょう。
蒸しタオルで目を温めるのも効果的。
■できるだけ早めに就寝
緊張感からの肩こりは、睡眠時間をしっかりとり、脳も体も休息が必要です。
また、夜は涙の分泌量が減少します。
深夜の読書やパソコンは目に良くありませんので注意してください。
目の疲れは、首~肩~背中へと全身の疲労につながります。
疲れをためないうちに、早めにご相談ください!