元気をつくるのは”筋肉”

「もう年だから・・・」は言い訳にならない!
少し動いても息が切れたり、とっさの反応ができなくなったり、すぐに疲れたり・・・。
こんな経験を年のせいにしていませんか?

疲れやすくなったり、敏捷性がおとろえたりするのは、加齢が原因ではなく、筋力が低下したせいなのです。
筋力が弱くなると日常生活の動作がすべて大きな負担となり、そのぶん疲労が大きくなってしまうのです。

筋肉は年齢に関係なく鍛えることができる組織なので、毎日使うことで強くすることができるのです。日々の小さな積み重ねで、若さと元気を保ちましょう。

筋肉を保つ7つのポイント
1:後ろ姿を写真に撮り、背すじが伸びているかチェック
背筋がおとろえると背すじが曲がってきます。後ろ姿の写真を撮ってもらい、自分で確認するといいでしょう。実際の後ろ姿は思っているものと違うことが多いものです。
背筋は意識して背すじを伸ばすことでも鍛えられるのです。

後ろ姿


2:表情筋を鍛えて表情を若返らせる
顔にも筋肉があり、使わないと筋力がおとろえ、表情や肌のハリに変化をもたらします。口を大きく開けて10秒、唇をできるだけ突
き出して10秒というトレーニングを毎日行えば、イキイキとした表情が取り戻せます。

3:大豆製品・小魚・乳製品をしっかりとる
豆腐・納豆などの大豆製品、しらす干しや丸干しなどの小魚、牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品は、骨を作るカルシウムの大切な補給源。1日に少なくとも2品は食べるようにしましょう。

4:歩くときは少し早足で、息がはずまない程度のペースで
歩くことは脚の筋肉の強化につながります。道を歩くときは、意識して少し早足で歩きましょう。筋力強化の効果が高まります。

ウォーキング


5:歯みがきしながらもも上げ~ながら運動で太ももの筋肉を鍛える~
筋肉を少しでも使うことが筋力を高めるポイントです。歯みがきの間は太ももを交互に持ち上げるなど、ちょっとした合間に簡単な運動をしましょう。

6:おなかの底から大きな声を出して呼吸筋を鍛える
運動をしないで、大きな声も出さないというような生活をしていると、呼吸を行う筋肉がおとろえてしまいます。すると声にハリがなくなり、息切れなどの原因にもなります。週に一回くらい、おなかの底から大きな声を出して、呼吸筋を鍛えましょう。

大声


7:骨の老化を促す、塩分、カフェイン、アルコールのとりすぎは禁物
塩分とカフェインは、カルシウムを対外へ排出する量を増やし、アルコールはカルシウムの吸収に不可欠なビタミンDの代謝を阻害してしまうのです。コーヒーが大好きな方でも1日2杯までに!

2023年04月10日