あなたの舌はどんな色? 舌で健康チェック!

舌には血液がたくさん集まっているために、血液や体液の質などが見てとれ、体調などがよくわかります。

舌

◆舌の色
健康な人の舌はピンク色。白っぽい人は貧血ぎみ。舌が紫色がかっていたり、黒っぽいときは血液に粘りが出て、血行障害を起こしています。また、舌が真っ赤なときは、血液中の水分が減少しているか、発熱により血管が拡張している可能性も。

◆舌の形
周囲に歯形がついている舌は、水分の代謝が悪く、舌がむくんでいる証拠。このようなときには、循環器系疾患の疑いがあり、色もややオレンジ色。逆に、舌が小さくなって口の中が乾いているときは、水分不足の証拠。

◆舌苔
舌の表面に見られる白い苔のようなものが舌苔。舌苔は、新陳代謝によって剥がれ落ちた舌の上皮細胞、食べ物のかす、口腔内細菌などからできています。うっすらと、舌の上に白く付着した状態が健康といわれます。 舌苔が厚いときは、水分代謝の不良や胃腸障害などが疑われ、薄い場合は水分不足のしるし。また、舌が見えないほどびっしり生えているときは、重い病気の可能性も。
舌苔の色が、過剰に白いときはアレルギーや発熱などの症状があることも。黄色い舌苔は、歯周病など感染症があったり、喫煙習慣のある人によく見られます。
舌磨き用品も販売されていますが、舌苔の取り過ぎは舌の表面を荒らしたり、味覚を感知する「味蕾」を傷つけることも。除去するのは、適度な回数にしておきましょう。

2023年02月20日