足元から気持ちよく!

年度替わりは、今までスニーカーで過ごしていた人が社会人になり
革靴や慣れないパンプスで足にトラブルが出てしまう人が多くなる
時期です。
また、足のトラブルは大人だけではなく、小学生からハイヒール(3センチ以上)を
履く時代となり、トラブルの弱年齢化も心配されています。
足は全身を支える重要な役割があります。
小さなトラブルでも、膝、股関節、腰、背骨、首、頭すべての調子が崩れるきっかけと
なってしまいます。
靴で気持ちもアップ
靴は足への影響と同時に、心にも影響しています。
靴が合わなくて歩くのがイヤになったり、履いて出かけたくなるような靴もあり
靴で気持ちが大きく変化するから。
値段が高いから足に合うとは限りませんが、値段に比例して快適さや足への負担軽減の
工夫がされています。
「あまり歩かないから安い靴で」と思いがちですが、少し歩く時に気持ちよく歩ける靴を
選ぶことがポイントです。
快適な靴ほど、歩きやすく疲れにくいため、長く歩けるようになります。

◇長さ、横幅、甲の高さは合っていますか?
◇クッション性はしっかりしていますか?
◇土踏まずのアーチラインや全体のカーブに合っていますか?
◇つま先やくるぶしが当たっていませんか?

タコは、皮膚の上(表面)が角質化して厚くなったもので
ウオノメは、皮膚の下(内側)に向かって角質化し
やがて神経にあたり、痛みが生じます。
タコとウオノメの見分け方は、中心に芯のようなものができていれば
ウオノメです。
どうしたらいいの?
1)圧迫しないこと
靴を見直して、圧迫して当たるところがないようにする
2)取り除く
市販されているサリチル酸のような軟膏で取り除くか、削るのが一般的ですが
根の深いウオノメの場合は、自分で行うのは危険を伴います。
簡単に判断して悪化させる前に、専門医にかかることをお勧めします。
また、「削っても、削っても、できてくる」という話がありますが、靴が変わらなければ
圧迫された状態は続くので、何度もできるのは仕方ないのです。
自分の足と靴を合わせる
加齢で足も変化しますので、同じサイズの靴でも年と共に合わなくなることもあります。
メーカーによっても違いますので、履いて、できるなら少し歩いて、フィットするか
どうかを確かめてみましょう。