足の裏、どうなっていますか?
がんばっている足
歩くとき、足には体重よりも約20%増の負荷重量がかかるといわれています。
足のことを考えた靴が多くありますが、なかなか自分に合う靴を見つけられず、足に負担をかけ、それが膝や腰へ影響していることが多いのです。
靴裏のすり減りチェック!
◆外側が減る
「ガニ股」や「O脚」の傾向があります。
足の外側に重心がかかることで、足全体の内側の筋肉がたるみ、反対に外側の筋肉が張るような足になってしまいます。
◆内側が減る
「内股」や「X脚」の傾向があります。
膝が曲がっていたり、猫背で歩く人に多く、かかとと小指の付け根で体重を支えるので、タコや魚の目ができたり、腰痛の原因になったりします。
◆つま先が減る
つま先全体が減っている場合は、常につま先に体重がかかっている状態で、外反母趾になりやすい傾向にあります。
◆かかとが減る
「ガニ股」の傾向があります。
腹筋と背筋が衰えており、猫背になりがちで、血行不良・腰痛の原因にもなります。
◆片方だけ極端に減る
どちらか片方が極端に減っているという方は要注意!
骨盤の歪みが大きく関係している可能性があります。
理想的な靴底の減り方は?
靴の親指の付け根にあたる部分と、かかと部分が左右同じように減っていれば、良い歩き方といわれています。
正しい歩き方
・目線を落とさず、15メートル先に視線を置く。
・背筋を伸ばし、頭を揺らさないように顎をひいたまま、踏み出すときに膝をのばす。
・かかとから着地し、脚の裏全面を地面につけ、つま先で地面をけり上げる。
足の裏チェック!
▼扁平足(土踏まずがない)
偏平足になると、着地の際、足の裏への負担が大きく、疲れやすくなり痛みを引き起こすこともあります。
▼甲髙(土踏まずがありすぎる)
偏平足の逆で、これも疲れやすい足のため色々な障害を引き起こします。
足の裏を鍛える練習
1.椅子に座る(床の場合は体育座りのような姿勢になる)
2.足元からタオルを床に広げて置く。
3.足の指だけを使って、タオルを引き寄せる。
4,3まで出来る様になったら、タオルの端に本を乗せて、同様に足の指だけで引き寄せる。
足に合う靴を選び、しっかり大地を踏みしめられる足を目指しましょう。