肩甲骨を動かして健康に

 

肩甲骨

 

天使の羽
肩甲骨は、背中の上部、両側についている骨のことで「浮遊骨」と呼ばれ、背骨に直接くっついているのではなく、筋肉で支えられており、別名「天使の羽」とも呼ばれています。

同じ姿勢を続けたり運動不足などによって姿勢が悪くなっている方は、肩甲骨が体にしっかりくっついている状態に。

肩甲骨が柔軟だと何が良い?

肩こり


◇肩こりが減る
肩こりの人は肩甲骨の動きが悪い人が多い。
肩甲骨周辺の筋肉が緩んでいれば、肩周辺の筋肉が無理に引っ張られることもなくなり、肩こりが軽くなるでしょう。

◇首の柔軟性が上がる
首の柔軟性は、首を支えている周辺の筋肉の柔らかさに左右されます。 肩が丸まると、下を向いてしまうもの周辺がつながっているからです。

◇目の疲れが軽くなる
目の疲れと首こり・肩こりが同時に起こることを考えても、関連している首・肩・肩甲骨を柔らかくすることが大切。

目の疲れ


◇肩の力を抜きやすい
肩周辺が強ばっている時、肩の力を抜くと言いますが、肩甲骨周辺の筋肉が柔らかくなると肩の力を抜くことにつながります。

◇上半身が柔軟になる
肩甲骨が柔軟になり、動きが良くなると、上半身の柔軟性が高まって、全体の動きの向上に役立ちます。

◇ダイエットにも効果的
肩甲骨とその周辺には、脂肪を燃やしやすくする褐色脂肪細胞があり、この細胞は、食事で摂取したカロリーをエネルギーとして放出させる働きがあります。

肩甲骨を動かすことで褐色脂肪細胞を活発にし、脂肪を燃やしやすい体になります。
また肩甲骨を動かすことで、リンパの流れがよくなり、むくみやセルライトを取り除く効果もあります。

簡単にできる肩甲骨ストレッチ
肩甲骨を意識して動かしましょう。
適度に動かしてあげると、肩甲骨周りが柔軟になり、血流が良くなり、こる事が少なくなるので、時間があるときに肩甲骨を動かすようにしましょう。

〈上方向への動き〉
①脚を肩幅くらいに開いて立ち(椅子に浅く腰掛けて行っても良い)、息を吸いながら腕を上げ、頭の上で手のひらを合わせ、ひじを寄せながら上の方へ伸す。
②息を吐きながらゆっくり下ろす。

ストレッチ


〈中央に寄せる動き〉
①後ろで手の平を合せて指を組み、息を吸いながらひじをグーと伸ばして左右の腕を近づけるようにする。
②息を吐きながらひじを緩めて腕の力を抜く。

2023年02月06日