男性も悩んでいる外反母趾
外反母趾とは、足の親指が変形して外側(小指側)に曲がる病気。
原因は、サイズの合わない靴やハイヒールなどのようにつま先が細い靴などを履くことで、足の骨がどんどん変形していってしまうのです。
ハイヒールを履く女性に多いと思われがちですが、仕事で長時間革靴を履くことが多い男性にも、外反母趾で悩む方が増えています。
ピッタリした靴だからこそ、自分に合わないものを履き続けていると足の骨に対して負荷がかかりつづけることになります。
また原因は、つま先が締め付けられることだけでなく、土踏まずのアーチも関係しています。
正常な足には、土踏まずにしっかりときれいなアーチ形状が見られますが、この土踏まずにアーチ形状が見られなくなり、土踏まずが伸びて平らな状態になると
足の指の関節が横に広がってしまいます。
外反母趾を解消するためには、土踏まずのアーチ形状を保ち、足の指が靴の中で正しい位置にあることが大切です。
靴の選び方
自分の足にピッタリ合っているものを選びましょう。
足にフィットしていない靴を履いていると、靴ズレやマメだけでなく、炎症や筋肉疲労の原因にもなります。
<選ぶポイント>
・自分の足の動きに合っている
・靴底が軽く、すべらない
・踵のクッション性がある
・通気性が良い
・強度がある
◎中敷きを使ってみる
今持っている靴に、中敷きを入れて履くことで足裏のバランスを調整したり、当たる部分をケアすることができます。
吸湿性があり、洗えるもの、クッション性の違いなど、さまざまありますので、ご自身の足の状態で選んでみましょう。
靴選びの注意点について!
足のサイズは、時間帯によって変化し、特に夕方近くになってくると膨張してしまうので、その時間帯に合わせて靴選びをするようにしましょう。
簡単な足指運動
一日中、靴に締め付けられた足を解放したら、足の指を開いたり閉じたりするグーパー運動で動かしましょう。
入浴で血行が良くなっているときが効果的です。
しかし、この運動は外反母趾を治す方法ではありません。
ひどい状態まで我慢するより、早めに専門家に診てもらうと改善も早いです!