マスクで酸欠!?腹式呼吸で深呼吸
マスク生活で、頭痛・めまい・視力低下・集中力が低下する人が増えている!
マスクとストレスのダブルパンチ
◇マスク生活が当たり前になっていますが、マスクで鼻と口をおおっていると、呼吸が浅くなり、酸素の摂取量が減ってしまい、酸欠に近い状態になってしまいます。
そして、呼吸が浅くなると横隔膜という呼吸で使う筋肉を使わなくなり、硬くなりやすくなります。横隔膜が硬くなると背中が硬くなり姿勢まで悪くなっていきます。
さらに横隔膜は、食べ物の消化を助ける働きや、自律神経とも関わりがあり、とても大切な場所なのです。
◇さまざまな制限によるストレスが増え、ストレスから身を守ろうと無意識に背中を丸めることが多くなり、呼吸が浅くなります。ストレスがあると、自律神経のうちの「交感神経」が優位に働き、交感神経が優位になると呼吸が浅くなるので、酸素を十分にとりこめなくなります。
マスクとストレスの両方が酸欠の状態を作り出してしまっています。
酸素不足で免疫力低下
酸素不足によって免疫細胞の働きが弱まってしまい、体全体の免疫機能が低下していってしまいます。
ほとんどの場合、本人にその自覚がないことが問題です。
腹式呼吸で深呼吸!
横隔膜を動かす腹式呼吸
・仰向けに寝ておへそのあたりに手を軽く置く
・お腹を膨らますイメージで、鼻からゆっくりと4秒かけて息を吸い込む。手を上に押し上げるようにお腹を膨らませる。
・吐くときはゆっくりと8秒かけて口から息を吐く。お腹に乗せた手が背中の方にへこんでいくようにして吐ききる。
腹式呼吸に慣れるまでは、手をあてて、手が大きく上下するようにお腹を膨らませたりへこませたりしてみましょう。
朝晩の習慣に
【朝】目覚めを良くするために
・目覚めたら仰向けになり10回
・ベッドに腰かけたまま10回
・立ち上がって10回
【寝る前】リラックス効果を高めて睡眠へ誘導するために
・ベッドに腰かけて10回
・仰向けになって10回
仕事に集中していると、息をつめて作業してしまうことがあります。休憩時間に深呼吸をして疲れている脳をスッキリさせましょう。
ダイエット効果も!?
腹式呼吸はインナーマッスルを使うので、お腹周りの引き締めも期待できます!体を元気にしながらお腹痩せの一石二鳥!