15分でアウト! 疲れやすい首

頭の重さはおよそ体重の10%~13%と言われ、大人の場合50kgの人で5.0~6.5kgで、これは大玉のスイカと同じくらい!

首の筋肉がこると、首の中の神経や血管を圧迫し、特に体の動きをコントロールする自律神経に及ぶと、さまざまな症状を引き起こします。

首こり


わずか15分で疲労状態
正しい姿勢の時は、体全体で頭を支えられますが、パソコン作業などうつむき姿勢が特に負担をかけ、15分で疲労状態に。

★正しい姿勢
横から見たときに耳たぶの位置・肩の中心・坐骨が同一のライン上にあるように。
肩が前に出すぎているのは、猫背になっている証拠ですし、肩が耳たぶよりも後ろにあるのは、腰を反りすぎている証拠です。

正しい姿勢


うつ症状も首のこりから!?
首は脳と他の臓器をつなぎ、体の働きをコントロールする自律神経など、多くの神経が通っています。
この筋肉がこると神経が圧迫され不調やうつなどの症状も現れます。

チェック!
①同じ姿勢を長時間続けている
パソコンの作業が多い・ゲームに夢中になりやすい・仕事や勉強中、机の上の書類や本に顔を近づけて読むクセがある。
【改善策】
 ・15分ごとに休憩する。
 ・首をゆっくり大きく左右に回したり、上下に倒すなど、ストレッチをする。
 ・前屈みになりやすいノートパソコンよりデスクトップを。

②首を痛めたことがある
頭のケガ・ムチウチで首を痛めた経験がある方は、症状がおさまった後も首にこりが残ることがあります。
【改善策】
 ・不調が続くようなら、再検査を。

③睡眠時間が少ない
寝る時間が短いと、疲れが取れる間もなくどんどんたまるばかり。
【改善策】
 ・睡眠時間をしっかりとる。
 ・眠くなくても横になって首を休める。

睡眠

④首を冷やしやすい
筋肉は冷えるとかたくなり、こりを悪化させます。
【改善策】
 ・クーラーの吹き出し口近くに座らない。
 ・タートルネック、スカーフなど首回りを温める服装にする。

⑤ストレスが多い
緊張すると筋肉は自然にかたくなります。
【改善策】
 ・ストレス発散、気分転換を心がける。

ストレス解消


首のこりは全身に影響します。
少しでも気になる方はご相談ください!

2024年03月15日