“適度な”運動ってどのくらい?

ジョギング

運動した方がいいのはわかっているけれど、運動は苦手、関節が痛い、何をしていいか解らないと思っている方は多いでしょう。

Q:運動をする目的は?
目的によって、選ぶ運動も変わってきます。

1度は富士山に登ってみたいと思う人は、筋力をつけるトレーニングが必要です。

日常生活の動作を楽に過ごしたいと思う人は、椅子に座って足を上げ下げする運動をくり返すだけでも効果はあります。

いつまでも若々しく見られたい!と思う人は腹筋を鍛えて背筋がスッと伸びた姿勢を維持することも運動のうちです。

◎自分に合わせて適度に
足腰の筋肉も使わなければ衰え、筋力が低下し、動くことがおっくうになってきます。
逆に運動した方が良いからと、筋肉に強い負荷を与えすぎると、筋肉や関節が炎症を起こし、痛みが出て続けられなくなるので、「適度に」が大切なのです。 

◆運動で健康効果の貯金を!
運動には、快眠、心・肺機能の向上、筋力や骨を強化、転倒の予防、加齢による心身機能低下の抑制などの効果があります。
運動を続けることで効果を貯金のように貯めることができますが、やめたとたん徐々に減ってしまいます。

運動は、何歳でもどんな状態でも無理なく続けることが大切です。

2023年05月15日