神が与えし食べ物~柿~
柿は、奈良時代にはすでに販売されていたそうで、16世紀に日本から世界へ広まっていきました。
柿の学名は「ディオスピロス・カキ」。「神が与えし食べ物・柿」という意味で、「kaki」という日本語がそのまま使われています。
『柿が赤くなれば医者が青くなる』ということわざがあるように、ビタミンCとビタミンAが豊富に含まれており、風邪予防、疲労回復、老化予防、美肌効果が期待でき、血圧を下げるタンニンや、便通を促して腸を整える食物繊維なども豊富です。
また、アルコール分解や利尿作用促進によって「二日酔い」にも効果的で、二日酔い時の低血糖状態を補う果糖も、柿には多く含まれています。
柿の葉には、みかんの30倍ものビタミンCが含まれ、『柿の葉茶』なら手軽にとることができます。柿の葉のビタミンCは熱してもそれほど壊れないので、お茶として飲むと体に吸収されやすいのです。
季節の変わり目、風邪予防や体調キープのために、旬の柿を美味しくいただいて、体調管理に役立ててみましょう。