全身ぽかぽか「温活」

飲み物でぽかぽか

〔白湯(さゆ)〕
朝一番に飲むことで、眠っていた内臓が目覚めます。胃腸が温まると基礎代謝が上がり、脂肪燃焼を助けるスイッチが入ります。

〔ジンジャー紅茶〕
紅茶の「テアフラビン」と生姜の「ジンゲロール」がダブルで血行を促進。お正月太りが気になる方は、砂糖の代わりに少量のハチミツを入れるのがおすすめです。
ココア
〔ココア〕
ココアに含まれる「テオブロミン」には、血管を広げて手足を温める持続効果があります。自律神経を整える効果もあるので、寝る前の温活に最適です。

★ポイント:コーヒーや緑茶は体を冷やす性質があるため、冬は「発酵している茶葉(紅茶・プーアール茶)」や「根菜由来のもの(葛湯など)」を選ぶのがコツです。

小さく動かしてぽかぽか

〔舌回し〕
顔と体の冷えに!免疫力もアップする
寒いと無意識に奥歯を噛みしめたり、口周りの筋肉が緊張したりして、顔や頭の血流が悪くなっています。舌と口周りの筋肉は、首や頭部の大きな血管に近接しているので、舌を回すことで、これらの筋肉が動き、脳への血流が改善し、冷えで硬くなった顔の緊張がほぐれます。食前に行うと消化も助けます。
実践方法
・口を閉じたまま、歯茎に沿って舌を大きく回す(右回り20回、左回り20回)。
・唾液がたっぷり出てきたら、それをゆっくり飲み込む。

耳回し
〔耳回し〕
全身の血流が激変!たった1分で冷え解消
耳は非常に毛細血管が多く、全身のツボ(反射区)が集まっているため、耳を動かすことが、首や頭部の血流改善に直結します。
実践方法
・耳たぶを優しくつまみ、斜め下、真横、斜め上に引っ張る動作(3秒ずつ)。
・耳全体を前から後ろ、後ろから前へゆっくり回す動作(5回ずつ)。
・最後に手のひらで耳を覆い、温める動作。
肩甲骨回し
〔肩甲骨回し〕
背中の「天然カイロ」をON!
冬の寒さで体が縮こまると、血流が悪くなり体温も下がります。そんな時期に意識したいのが、背中の肩甲骨周りにある「褐色脂肪細胞」です。肩甲骨と肩甲骨の間の深い部分や、鎖骨の上、首の後ろ側などに密集しています。
同時に、肩甲骨を動かして体を温めようとするだけで、エネルギーがどんどん消費されるのでダイエット効果も期待できます。
実践方法
・両手の先を、それぞれの肩に乗せ、肘で大きな円を描くように、ゆっくりと後ろへ回します。
左右の肩甲骨がギュッと寄る感覚があれば、スイッチが入った合図です!

「ちょっと寒いな」と感じた時にこの肩甲骨回しを行うだけで、防寒対策とスタイル維持が同時に叶います。
2025年12月29日