風鈴の歴史は古く世界中に存在しています。
中国では、竹林に下げて「風の向き」「音の鳴り方」で、物事の吉凶を占う道具として使われていたようで、【占風鐸(せんふうたく)】と言われていました。
それが仏教などとともに渡来し、日本ではお寺の四隅にかけられていたそうです。
お寺などでよくみる風鐸がそれです。
そよ風を受けてチリリンと、可愛い音色を奏でる風鈴。
クーラーもいいですが、いつもの部屋に自分の好きな風鈴を一つ吊るして、爽やかな風を呼び込んでみるのも涼やかな夏の過ごし方も知れません。
備長炭風鈴
高温で硬く焼かれる備長炭どうしが触れあう、なんとも心地いい音色が特徴。一緒にお部屋の空気も清浄してくれるはず。

江戸風鈴
東京下町で今も伝統の職人がひとつひとつ手作りで作り上げる江戸風鈴。ちょっとキリリとした軽い音色と、鮮やかな色彩が涼を呼びます。

南部風鈴
風鈴といえば昔はみなこの南部風鈴でした。鉄器独特の高音の美しさは日本の音百選にも選ばれています。

明珍火箸風鈴
(みょうちんひばし)は兵庫県姫路市の伝統工芸。この火箸を使った明珍火箸風鈴は、硬い鉄独特の澄んだ音色が素敵です。

by やわらぎ整体院